2009年05月08日

本が税抜き価格で表示されているのはなぜか。

皆さんは本屋に行ったとき、なんで本って税抜き価格なんやろうって思ったことありません?

これには理由があるんですよ。

書籍が税抜き価格で表示されるんは、本には返品保証があるからやねん。

返品保証っていうのは、売れのこった分は出版社に返すっちゅうこと。


これなら売れたら売れた分だけ、書店の儲けになるし在庫を持たんくていい。
ネット販売が増えたとはいえ。

書店あっての出版社っていうのは今も昔も変わらへん事実やから。

ほな、なんで税抜き価格が表示されるんか。

それは。
書籍を本屋が仕入れる場合。
一度、書店が本を買い取るねん。
で。
売れのこって、もう売れへんってなったら本を出版社に返す。
そしたら、後日出版社から売れへんかった分のお金が書店に戻るねん。

このとき、本体価格が税込やったらややこしくてしゃあないねんな。

消費税っていうのは、消費、つまりはお客さんが買うってことをして初めて国がその物に税をかける制度。
出版社→取次→書店の流れの中ではまだ消費という行為はされてないから税抜き価格じゃないと色々面倒があるんや。

それで、本は税抜き価格で表示されるねん。

たまに、お客さんに「なんぜ本は税抜き価格やねん」って言われるねんけど。
こんなことなかなか説明できひんやん。

その場では、「本というのは特別でして。そういうものなんです」としか答えられへんけど。

このブログ見た人は。
ちょっと知っておいてな。

この先、税込に価格になるかもしれん。
時代の流れやしな。

どうなるかわからんけど、今、本が税抜き価格なんはそういうわけ。

やから。
ちょっとわかりにくくても許してな。

出版社があって取次会社があって書店がある。

そういう流れを作ったからこそ。

全国に本屋がある。

本屋ってなかったらないで不便やし。
ネットの書店だけでは売り上げそこまでやっぱりあがらへんと思う。

実際に立ち読みしてみて買う人も多いと思うし。

アマゾンや楽天さんは本が売れへんくてもつぶれへんけど。
僕ら書店は本が売れなきつい。
だから。

なるべく本は書店で買ってくれるとうれしいな。

では、今回はこのへんで。


posted by センゴク at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 本屋さんの疑問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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