2009年07月07日

文庫の可能性と文庫の危険。

今日も見に来てくれてありがとう。

文庫の可能性。と文庫が招く危険について書こうと思う。


文庫は安い。
安いから売れる。

数で売る。

それが文庫の目的。
3冊売れるとだいたい単行本1冊くらいになります。

文庫はもともと。

単行本である程度稼いで、さらに稼ぐための文庫だった。


それがどうだろう。


文庫になることがわかってきて。

みんな文庫になるのを待つようになった。


特に。


文庫作品が多い作家ほど。

単行本の動きが悪くなるという現象になっている。

文庫の作品を読んでる間に。

単行本が文庫になるからだ。

その結果、どうなるかというと。

単行本の売り上げが下がる。

その分、文庫が売れるかというと。

たとえば。
ある作家のファンが1100人いたとする。

単行本を買う人が100人。
文庫を買う人が1000人だとする。

文庫になることを待つ人が20人増えたとする。

すると。

単行本を買う人が80人。
文庫を買う人が1020人になる。



当たり前ですが。

売り上げ下がりますよね。

それが全作家、前作品に起こればどうなるか。


出版社。
書店。
仲介会社。
すべての売り上げが下がるんです。

つまり、文庫が出版界の衰退を招く危険性を持っている。


しかし。

出版社はそれに気がついて。

文庫と映画化をセットにすることにしました。

出版社は動いています。
文庫の危険と可能性に気がついて。

動けていないのは。

仲介会社と書店。

この二つが新しく動き出せば。

まだまだ文庫の可能性は引き出せると思います。
ラベル:文庫 廉価版
posted by センゴク at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 出版界の未来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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